12月10日に行われた「Xperia Z5タッチ&トライ」アンバサダーミーティングに参加してきたのでイベントの様子をレポートしていきたいと思います。
お好み焼きの文字はSONYスタッフが書いたとのこと
満足度1位を取ったがこれからも上(某リンゴが欠けている所)を目指してがんばっていきたい
デザインについて(スライドが撮影禁止だったため文章のみです)
ガラスだったりフレームをどう進化させていくか。
人の生活に寄り添うようなデザイン。
風景だったり服装だったり小物だったり組み合わせを意識してデザインした。
ホワイト→白いシャツ。襟だったりボタンだったり着ている人が心地いいようなデザイン。
ブラック→身の回りに真っ黒の物が案外少ない為、奥行き感を出すためにあえて明るめの濃いグレーのような色合いを使用した。
ゴールド→フロストガラスの質感を際立せてるような色にした。
グリーン→デザイナー的にチャレンジした色なので特にデザイナーの思い入れのある色。中性的な色で男性も女性も安心して使える。ファッション的にも注目されている色。
新たにチャレンジした事→フロストガラス、角度によって色が変わったり身の回りのデザインに合わせたようなデザイン。
ロゴをサイドに配置しメタリックなデザインを施した。
指紋センサーを搭載するにあたって場所に色々候補があったが同じユーザビリティを実現したいとのことで努力して今までと同じ位置に配置した。
Compact
元気のある色を選択した。
Premium
SONYで培われた技術を使った。メタルフレームを使いながら突き抜けたようなデザインを目指した。
クローム→ガラスじゃないと実現できないテキスチャー。ほぼ鏡と同じ。
ブラック→クロームと両極端にある色を実現したかった。ガラスに特殊な処理を行っていて奥行き感を出している。
メカニクスについて
凹凸の密度によって手触りが変わる。汚れの取りやすさも吟味して決めた。
複雑な曲面になっていて刃の高さを変えたりしてより滑らかな物にしている。
試行錯誤を繰り返してより金属感、シャープ感を出すようにした。
進化したカメラの熱を拡散させるという意味でカメラ用のヒートパイプを増やした。太くもした。CPUには直下熱伝導樹脂を。
カメラについて
世界最速のオートフォーカス、超強力な手ぶれ補正、5倍のクリアイメージズームを覚えて帰ってほしいとのことでした。
Z4までの2070万画素からZ5では2300万画素に。イメージセンサーを新規に開発した。より高解像度なイメージセンサーになっていて像面位相差AF専用の画素を埋め込んでいる。
24mm広角のレンズを採用している。厚みの薄いレンズを開発しているためカメラが出っ張っていない。
アクチュエーターユニットも新規に開発している。これにより0.03秒のAFを実現している。
単に速いというわけではなく、高い精度が必要。他社との差異化ポイントとして画面どこでも像面位相差AFを実現している。
従来では3倍だったがイメージセンサーの高解像度化とソフトウェアの進化により5倍までのズームがほぼ劣化なく実現できた。光学ズームが無くてもコンデジの様に使える。何倍ズームかわかるようにUIの工夫も行っている。
全てにオートで最適というのは難しいため好みによって明るさや色合いは調整できるようにした。
更に進化したHDR。iPhoneでは黒つぶれしてしまうような所でも綺麗に
ハイレゾとノイズキャンセリングの両立。別途イヤホンが必要だがSONYにしては良心的な価格とのこと。
正式には公表していないがPlayミュージックにもDSEE HXが対応した。
バイノーラルのテスト動画
質問した事
Q.ボリュームボタンの位置はなぜあの位置になったのか
A.指紋センサーと基盤の関係であの位置になった。これからの機種は改善されるかも。
Q.アンテナなどの設計は違うのか
A.海外モデルをベースにしているがZ5でもキャリア毎に設計が微妙に違う。
開発者さんは毎日終電まで作業していたそうです(儲かっていた時はタクシーで帰れたのでもう少し遅くまで作業できたとも)
残念だった事
今回、質疑応答の時間が無く開発者さんに直接質問できる時間がタッチアンドトライの時間のみでその時間に大音量で#Xperiaアンバサダー のツイートを紹介したり何度も何度も同意書を出すように促すのは正直迷惑でした。アンバサダーイベントの醍醐味は開発者さんに製品について直接聞ける事だと思っているので…次回以降はやめていただきたいです。
まとめ
スライドなどは他会場の方が上げているので特に代わり映えしない内容だったとは思いますがZ5で一番気になっていたボリュームボタンの位置が下に移動した理由を聞けただけでも参加してよかったと思います。Xperia Zシリーズは毎機種基盤の位置がガラリと変わっているようなので試行錯誤していただいて使いやすい位置に戻してもらいたいと個人的には思いました。
また今回はSoftBank版のXperia Z5をお借りしたので追ってレビューしていきたいと思っています。